「兵庫経協」 2025秋号

6月27日(金)に、兵庫労働局、兵庫県、兵庫県 教育委員会から当協会に対して、新規高等学校・ 特別支援学校卒業予定者の雇用確保についての 要請を受けました。 新規高等学校等の新卒予定者の内定率は例年 並みの水準を維持してはいるものの、社会経済 活動の影響は計り知れず、就職環境については 引き続き不透明な状況が懸念されることから、 来春の求人拡大も含め、雇用機会の確保に向け た協力要請を受けました。 当日は、厚生労働省兵庫労働局 日髙職業安定部長、兵庫県産業労働部 常陰課長、兵庫県教育委 員会藤原教育長から成松会長に要請文が手渡され、成松会長より当協会として積極的に協力する 旨を返答いたしました。また、新卒予定者の雇用の現状、今後の労働情勢や職業教育について意 見交換を行いました。なお、要請文については当会ホームページに掲示しておりますので、会員 の皆様には趣旨ご理解のうえ、引き続きご対応並びにご協力をよろしくお願い申し上げます。 9月の「障害者雇用支援月間」に合わせて、9月2日(火)に、金成兵庫労働局長、小林兵庫県産 業労働部長、藤原教育長から当協会に対して障害のある方が一人でも多く就業出来るよう、雇用 確保についての要請を受けました。 成松会長からは「現状の県内の障害者雇用率を真摯に受け止め、会員企業への周知・啓発を更 に行っていきたい」と応じました。当協会では、9月19日(金)に開催する当協会会員企業向け講 演会では「中小企業の成長戦略としての障害者雇用(義務的雇用から戦略的雇用へ)」という題目 で実施予定としており、これまで、障害者雇用は「法の縛りがあるから」「企業の社会的責任」と いう側面で考えるという傾向であったが、現下の人材 不足の状況から、人材確保という視点を踏まえ、積極 的な検討を進めるという内容での講演を開催します。 また11月11日(火)神戸国際展示場で行う『ひょうご 障害者ワークフォーラム2025」では企業と障害者の 方との交流を図る催事を開催します。 なお、要請文については当会ホームページに掲示し ておりますので、会員の皆様には趣旨ご理解のうえ、 引き続きご対応並びにご協力をよろしくお願い申し上 げます。 新規高等学校・特別支援学校卒業予定者の 雇用確保について要請を受けました 障害者雇用の拡大及び 特別支援学校卒業生の雇用確保について 藤原教育長から要望書を受け取る成松会長 金成兵庫労働局長から要望書を受け取る成松会長 14 兵庫経協2025年秋号

RkJQdWJsaXNoZXIy Mjc4NTQzNg==