「兵庫経協」2025春号

兵庫経協 一般社団法人 兵庫県経営者協会 PREFECTURAL EMPLOYERS´ ASSOCIATION HYOGO N o. 3 9 7 2025 Spring

Blooming 2 (21x21cm 2007年 銅版画) 4月、5月はまさに花の季節。 先日、芍薬の赤い芽が出てきました。 自分で種や苗を植えると、開花がより楽しみになります。 そういう喜びを作品にしました。 【表紙の作品】 【作家/古 ふる 本 もと 有 あ 理 り 恵 え 】 幼少期より現在に至るまで神戸市在住 京都市立芸術大学 版画専攻卒業 同大学大学院 版画修了 1993年 「’93兵庫の美術家」展[兵庫県立近代美術館] 1999年 第4回高知国際版画トリエンナーレ 準大賞(96年優秀賞) 2002年 個展 西脇市岡之山美術館 アトリエ(兵庫) 2004年 個展 ギャラリーA.C.S(名古屋)以降隔年開催 2010年 個展 ギャルリプチボワ(大阪)以降隔年開催 作家からのコメント ・活動開始のお知らせ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 ・労働政策ニュース ~2025年春季労使交渉に臨む兵庫経協のスタンス~ ‥ 2-4 ・インターンシップ推進事業‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 ・Look at the 企業「株式会社神鋼環境ソリューション」‥ 6-7 ・経協レポート‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8-12 ・特別講演会/記念懇親会のご案内 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13 ・労働問題Q&A ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14-15 ・TOPICS 歯の健康シリーズ 定期的に歯科健診をうけましょう‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16

昨年5月の定時会員総会にて任意団体から一般社団法人への移行をご承認いた だき、同年10月3日に設立登記を完了し、2025年4月1日からの活動開始に向け、会長 以下事務局スタッフと種々の議論を重ねながら一般社団法人に相応しい組織形態 への移行準備、規程類の再整備などに取り組んできました。その概要については、 さる3月26日の理事会においてご報告のとおりですが、いよいよ4月1日を迎え、 一般社団法人 兵庫県経営者協会として活動を開始いたしました。とはいうものの、 法人化によって突然その活動内容が大きく変わったわけではありませんが、法人 格を有したことによって、定款をはじめとする各種規程類に従い、より一層組織運 営を有機的に行い、その活動成果を会員の皆様に還元していきたいと考えており ます。 特に、当協会の事業を立案し、推進する各委員会・部会・研究会とはこれまで以上 に会員の皆様の様々なニーズや課題を共有し、また各組織を超えた連携を深め、更に は新たに発足いたします「常任幹事会」では常任幹事の皆様から忌憚のないご意 見やご助言を得ることで、より実効性の高い施策を展開してまいりたいと考えて おります。 2025年度の具体的な活動内容は、来る5月28日開催の定時会員総会でご説明し、 ご審議いただきますが、会員の皆様には倍旧のご指導ご鞭撻を賜りようお願い申 しあげ、活動を開始したことをお知らせ申しあげます。 以 上 一般社団法人 兵庫県経営者協会の 活動開始のお知らせ 専務理事 岸 敏幸

昨年は2022年からの物価上昇を受け、30年ぶりの賃上げを記録した2023年を上回る賃金引上げ率 となりました。 今年の春季労使交渉は、米国の第2次トランプ政権の影響等、景気の先行きに不透明感が増す中で 賃金引上げの流れが定着するか重要な労使交渉となります。 兵庫県政労使会議 昨年より厚生労働省は、賃上げを主なテーマとした 「地方版政労使会議」の開催を全ての都道府県に呼び かけており、兵庫県では2月5日に兵庫県庁において、 連合兵庫、当協会を含む経済4団体、兵庫県、兵庫労働 局が意見交換を行いました。 この政労使会議では、当協会成松会長より次のとお り当協会の基本スタンスの説明がありました。 経団連の『2025年版経営労働政策特別報告委員会報告』は、賃金引き上げと総合的な処遇改善は、単なる コスト増ではなく、働き手のエンゲージメントを高め、イノベーション創出等、企業にとって生産性向上 のための不可欠の投資であるとして、「賃金・処遇決定の大原則」を主張していますが、この報告を作成す るにあたり事前に全国の経営者協会から寄せられた意見の多くは次の3点であった。 1)中小企業の労働分配率は7~8割に達しており、賃上げ余力 が非常に乏しい。 賃上げには生産性の向上といった自己努力のほか、価格転 嫁が必要であるが、労務費の価格転嫁が進んでいない。 2)労働者不足について、地方では外国人労働者がいないと事 業が成り立たないという実態がある。 3)最低賃金については、石破政権が2030年に1,500円にすると しているが、毎年70~80円引き上げることになる。 これは最低賃金法第9条第2項に求められた条件(労働者の 生計費、賃金、賃金支払能力を考慮)に反する。仮に毎年70 ~80円を10月時点で引き上げられると、春の賃上げをどう 考えるべきか、中小企業にとって非常に大きな問題となっ ている。 (今年も政労使会議において共同メッセージを発表しました。) 労働政策ニュース ~2025年春季労使交渉に臨む兵庫経協のスタンス~ 特 集 2 兵庫経協2025年春号

「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」2025年版 今年の経団連 経営労働政策特別委員会報告(経労委報 告)での春季労使交渉・協議における経営側の基本スタン スとして、2023年が「構造的な賃金引上げ」の「起点」、昨 年が「加速」、今年はこの賃金引上げのモメンタムを「定 着」させる年と位置付けています。 そして、各企業には「賃金決定の大原則」を深化させた 「賃金・処遇決定の大原則」に則った積極的な検討と実行を 求めています。 ●「賃金・処遇決定の大原則」の徹底 「賃金・処遇決定の大原則は、働き手をはじめとする各ス テークホルダーへの適切な成果の還元を図りながら、自社 の事業方針・計画と人材戦略を踏まえ、賃金引上げと総合 的な処遇改善を「人への投資」として明確に位置づけてい ます。特に賃金引上げはコスト増ではなく、働き手のエン ゲージメントを高め、イノベーションを創出し、企業の生 産性を改善・向上するために不可欠な投資であるとの認識 に立って取り組んでいくことが必要です。 決定に際しては、経済・景気・物価の動向等をはじめとした「社外」の考慮要素と、業績や労務構成の変 化、人材の確保・定着・活躍推進、成果等に基づく分配、支払能力、総額人件費などの「社内」の考慮要素 を総合的に勘案することが重要です。その上で、労働組合等との協議を経て、各企業が自社の実情に適し た賃金の引上げと総合的な処遇改善を決定することを経団連は大原則として改めて周知しています。 今年の経労委報告の副題には、「賃金・処遇決定の大原則」の 徹底が入りました 3 兵庫経協2025年春号

●2025年版経労委報告の全体像 これは報告書全体の概要図です。 一番下にある「未来協創型」労使関 係を基盤として、付加価値の最大化と 「人への投資」強化を力強く循環させ ることで、分厚い中間層を形成し、 デフレからの完全脱却と成長と分配 の好循環、そしてウェルビーイング な社会の実現を目指すという2025年 版経労委報告の全体像を表現してい ます。 春季労使交渉セミナー 今年の春季労使交渉に臨む労働側の春闘方針と経営側の基本姿勢について、労使双方の講師によるセミ ナーを開催しました。 *開催日:2月5日(水) *会 場:三宮 センタープラザ西館 会議室 *演壇と講師:「連合兵庫2025年春季生活闘争方針 について」 講師 日本労働組合総連合会兵庫県連合会 事務局長 長谷川 尚吾 氏 「2025春季労使交渉に臨む兵庫県経営者協会の基本スタンス」 講師 兵庫県経営者協会 副会長 岩﨑 有恒 氏 第35回兵庫県労使懇談会 当協会と連合兵庫の共催で労使懇談会を開催しました。 労使懇談会は毎年春季労使交渉直前に開催し、労使双方のスタンスを確認しています。 当協会の成松会長、連合兵庫の那須会長の挨拶があり、連合兵庫の長谷川事務局長と当協会の北川労務 委員長より労使双方の考え方について説明がありました。 その後、各産業の労使による質疑応答・意見交換 があり、兵庫県の春季労使交渉がスタートする事と なりました。 *開催日:2月17日(月) *会 場:神戸メリケンパークオリエンタルホテル *出席者:兵庫県経営者協会 成松会長以下22名 連合兵庫 那須会長以下19名 今年はNHKニュースで報道されました。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20250219/2020027914.html 4 兵庫経協2025年春号

兵庫県インターンシップシステムにご登録の地元企業のご担当者様と学校ご担当者様向けに、インター ンシップ推進事業に関しまして、令和6年度(2024年度)の実績報告と令和7年度(2025年度)における 活動の基本姿勢についての「説明会」を行いました。 また、産学交流のための「企業と学校の交流会」を対面 にて開催いたしました。 【日 時】令和7年2月20日(木) 13:00~16:30 【会 場】ホテルクラウンパレス神戸5階(対面開催) 【参加者】<企 業>48社 61名 <学 校>28校 31名 <関係機関> 4団体 6名 【プログラム】 ① 基調講演 『インターンシップ市場のこれまでの振り返りと今後の展望』 株式会社マイナビ 就職情報事業本部 関西・中四国営業統括本部 近畿営業統括部 統括部長 橋口功 氏 ② 兵庫県経営者協会・姫路経営者協会による実績報告・次年度説明 ③ 企業と大学の交流会 ※「企業と学校の交流会」では、各学校のブースを企業の方に訪問いただき、情報・意見交換や名刺交換により交流 を深めていただきました。 ※2025年2月末時点、登録数以降は全て内数を記載 〈企業〉【登録】388社:【募集】81社 → 学生エントリーと企業選考を経て【実施決定】26社 〈学校〉【登録】257校:(インターンシップ)参加を決定した学生の【所属校】84校 〈学生〉【登録】991名:【エントリー】延べ479名 → 企業選考を経て【参加決定】延べ288名 (企業と学校の交流会の様子) 2024年度 実施状況 「2025年度インターンシップ説明会「」企業と学校の交流会」 「兵庫県インターンシップシステム」名称変更と2025年度オープンのご案内 変更後システム名称 『兵庫県インターンシップ&キャリアシステム』 兵庫県インターンシップシステム(旧名称)では、キャリア形成支援活動・4類型の、インターンシップとされる タイプ3,4だけでなく、タイプ1のオープン・カンパニーやタイプ2のキャリア教育も扱ってきましたが、どの学年 の方にも、幅広く、目的に応じてご登録・検索・ご利用いただくことが出来ることが、企業様・学校様、そして学 生様に対して伝わりやすいように、名称を変更することになりました。 運営サイト「兵庫県インターンシップ&キャリアシステム」では、全国の学生に向けてインターンシップや就業体験、 オープン・カンパニー実施までのお手続き(募集・エントリー・選考)が可能です。(登録・利用料無料) ◆2025年度の新規登録・募集情報登録受付中!お気軽にご参加ください。 ⇒ 【URL】https://hyogo-internship.jp あるいは 「兵庫県 インターンシップ」と検索してください インターンシップ 推進事業 5 兵庫経協2025年春号

遡ると1946年に神戸製鋼所山の手工場 の一部に琺瑯(ほうろう)工場を建設し、 同社琺瑯部として発足しました。その後、 米国ファウドラー社と1954年に技術提携 し、同部を分離独立して両社の共同出資 により神鋼ファウドラーを設立したのが 始まりで、そこから数えると今年で創業 71年になります。2003年に神戸製鋼所の 環境ビジネス部門と事業統合し、神鋼パ ンテックから神鋼環境ソリューションに 社名を改め、KOBELCOグループの環境 ビジネスの中核を担う企業として生まれ 変わりました。当社では水処理関連事業 や廃棄物処理関連事業といった環境関連 メニューや、独自のモノづくり力を追求 してきた医薬・ファインケミカル機械関 連事業において、脱炭素社会をリードし てまいります。当社は環境分野のみなら ず幅広い分野で唯一無二の発想力や技術 Q1. 会員の皆様へ貴社をご紹介いただけますか。 会社概要 取 (代表取締役) 締役社長 佐藤 幹雄 I n t e r v i e w 本 社:神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号 資本金:60億2000万円 従業員数:単体 1,343名 連結 2,980名 事業概要:水処理関連事業、廃棄物処理関連事業 医薬・ファインケミカル機械関連事業 新規事業関連など URL:https://www.kobelco-eco.co.jp/ Lookat the 企業 株式会社神鋼環境ソリューション 6 兵庫経協2025年春号

力を発揮し「Keep the Earth sky-blue」という合 言葉の下、企業理念であるVision:「社会と地球 が調和する未来を支える。」Mission:「今を越え る発想で、健やかな環境と暮らしを次世代へ。」 Value:「踏み込む。挑む。やり抜く。」に基づき、 事業を通じてSDGs達成に貢献し、「持続可能な社 会」実現に向け、更なる深化を目指します。 Q3. これからの事業展開について教えてください。 まず、安全・品質・コンプライアンスは企業 が事業活動するうえでの前提条件となります。 これらを第一とする企業文化の醸成に継続して取 り組んでまいります。当社は2030年に「カーボン ニュートラルのトップ企業」になることを中期ビ ジョンとして掲げました。その実現にキーとなる のは技術力・商品力です。例えば、下水から出る 汚泥をエネルギー利用する技術や排ガスのCCUS などの開発に注力しています。医薬・ファインケ ミカル機器では本来の高耐食性に高電熱性等を加 えた多機能型を開発し、お客様のCO₂削減を目指 しています。また90年代から有する水電解装置で は更なる商品力向上を図り水素社会の実現に寄与 していきます。 技術力・商品力が当社の生命線であり、今後も 新たな技術を獲得するために昨年4月にドイツの デュッセルドルフで事務所を開設。欧州の企業、 大学/研究機関などと関係を深めて最新の技術探 索・獲得を目指します。 一方で、我が国はこれから本格的な人口減少の 時代を迎えます。そういう時代にあって、社会イ ンフラである下水処理場や廃棄物処理場の持続性 のある安定・安全運転は必要不可欠です。それに 向けた施設の省人化、無人化運転を実現すべく、 DXの推進を重要な経営課題と位置づけ推進して いきます。 これらの取り組みにより、グループビジョンで ある「社会と地球が調和する未来を支える」持続 可能な社会の実現、SDGs達成に貢献してまいり ます。 当社グループは2024~2026年度中期経営計画に おいて、2030年度に目指すべき事業像を「カーボ ンニュートラルのトップ企業」と定めました。当 社事業の柱である水処理関連事業においては下水 処理で発生する汚泥のエネルギー利用、廃棄物処 理関連事業では焼却炉で発生するエネルギーを活 用した高効率発電など、様々な事業からカーボン ニュートラルの実現に貢献しています。そのほか、 本年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年 ですが、神戸本社の隣にある神戸市立科学技術高 等学校と合同で避難訓練を実施しました。また、 昨年「わたしたちのSDGs活動褒賞」と称して地球 環境に貢献する社員の活動を取り上げ表彰する取 り組みを始めました。引き続き事業活動に加え社 員の自主的な活動を奨励し地域社会のSDGsへ役 立てるよう活動していきます。 Q2. このコーナーでは毎回お伺いしておりますが、 SDGsに関する貴社の取り組みを教えてください。 Lookat the 企業 7 兵庫経協2025年春号

経協レポート ●3月度理事会&講演会 日 時:2025年3月26日(水)(理事会14:15~15:45)(講演会16:00~17:30) 会 場:ホテルクラウンパレス神戸 5階 MIDTOWN 参加者数:理事会39名 講演会48名 成松会長の挨拶の後、下記議案について承認を得たのち、事務局より6項目の報告がなされた。 【議案】 (1)役員異動 (2)公設委員候補者の推薦 (3)2024年度事業実施状況 (4)2024年度収支決算見通し 【報告事項】 (1)2024年度一般社団法人兵庫県経営者協会の事業報告及び収支見通し (2)一般社団法人兵庫県経営者協会の2024年度準備状況 (3)一般社団法人兵庫県経営者協会の2025年度事業計画案 (4)一般社団法人兵庫県経営者協会の2025年度収支予算案 (5)「役員等候補者選出会議規程」に基づく選出会議の設置 (6)2025年5月28日開催の一般社団法人兵庫県経営者協会 第1回定時会員 総会の事前開催案内 理事会終了後、日本銀行 神戸支店長の別所 昌樹氏から「最近の金融・経済情勢」をテーマに、2025年の 注目点や兵庫県内の経済動向についてご講演いただきました。 ●労務委員会 〈正副委員長会議〉 2025年2月21日(金) 16:00~17:00 120 WORKPLACE KOBE 大会議室 議題 (1)兵庫経協の法人化について (2)労務委員会運営規程(案)について (3)2024年度活動報告、2025年度活動方針 〈兵庫県経営者協会・連合兵庫共同開催セミナー 「確認しよう!過半数代表~生産性向上と従業員満足の好循環づくり~」〉 日時 2025年2月28日(金) 15:30~17:00 会場 兵庫県中央労働センター / web併用 《開会挨拶》成松 郁廣 兵庫県経営者協会 会長 《来賓挨拶》常陰 朗雄 兵庫県産業労働部労政福祉課 課長 《基調講演》テーマ 『過半数代表の適正な選出について』 講 師 鈴木 信幸 兵庫労働局労働基準部 監督課長 日本銀行 神戸支店長 別所 昌樹氏 8 兵庫経協2025年春号

KEIKYO REPORT 《研 修 会》テーマ 『なぜエンゲージメントが必要か』~人的資本経営が会社を元気にする~ 講 師 株式会社ビジネスコンサルタント 《閉会挨拶》那須 健 連合兵庫 会長 《参加人数》会場52名、web120名 ●中小企業委員会 2024年度「第3回人事・教育担当者交流会」 ―中堅・中小企業の人事・教育担当者が集い、 これからの人材マネジメントや人材育成について考える交流会- 【日 時】2025年3月12日(水) 13:30~16:30 【会 場】スペースアルファ三宮 大会議室 【申込者】25名 【目 的】働き方改革の推進、新入社員の採用と定着、 ダイバーシティや生産性向上の要請、経営幹 部や管理職人材の養成、メンタルヘルス対策 等、企業における人材マネジメントに係る課 題は益々多様化し、重要性が高まりつつあり ます。とりわけ、予算やマンパワーに限りのある中堅・中小企業にとってはより大変な問題で す。そんな中堅・中小企業の人事・教育担当者の皆様の研鑽と交流を目的に、ゲストスピーカー による講義や参加者同士の意見・情報交換を行いながら、ともに人材マネジメントや人材育成 について考える交流会を開催しました。今年度第3回は「若手社員の定着・育成に向けて」 ~ 若手社員の活躍を支える育成ポイントと定着に繋がる秘訣~というテーマで実施しました。 2024年度「障害者雇用セミナー」 ―戦略化する障害者雇用(事業主支援ワークショップ)- 【日 時】2025年3月7日(金) 13:30~16:30 【会 場】スペースアルファ三宮 大会議室 【申込者】25名 【目 的】障害者の「法定雇用率引き上げ」や、昨今の「労 働力不足」や「技術伝承問題」解消のため、障害 者を雇用したいが、「経験がなく漠然と不安」「知的障害や精神障害者との接し方や、我が社の 戦力として能力を発揮してもらうためには」「困ったときはどこに相談したらよいか」などの不 安や疑問を抱えている企業も少なくない。当ワークショップでは、そのような障害者雇用への 不安を解消するため、「障害者 雇用セミナー ~戦略化する障害者雇用~」と題し、障害者雇用 を進め、戦力化している企業を招き、障害者雇用に向けた取組、安定した雇用継続を図るため の取組等についてご講演後、ワークショップを通じて、障害者雇用に対する不安や悩みを少しで も解消して頂くために実施しました。 第3回人事・教育担当者交流会 グループ全体でのディスカッション風景 障害者雇用セミナー 企業様のご講演とディスカッション風景 9 兵庫経協2025年春号

経協レポート 2024年度「第2回外国人雇用セミナー」 ―外国人材採用の最前線/現場の声を聴く 留学生を在留資格「技術・人文知識・国際業務」で採用するには― 【日 時】2025年3月3日(月) 14:00~16:00 【会 場】ホテルクラウンパレス神戸5F スクェア 【申込者】22名 【目 的】 1.登壇者 栗原由加 氏(神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部 教授、キャリア教育センター 副所長) 武田敏治 氏(大和建工材株式会社 代表取締役社長) 2.プログラム ①基調講演「外国人留学生にとっての ”人気企業”」 ②事例報告、対談「テーマ:教育側と企業側のニーズ の接点を考える」 ③登壇者、参加者の意見交換 ●総務委員会 〈正副委員長会議の開催〉 2025年2月7日(金) 15:30~17:00 三宮スカイビル7F 大会議室 参加者:7名 議題 (1)2024年度事業計画の進捗状況について (2)2025年度事業計画(案)について (3)総務委員会運営規程(案)について ●人材育成委員会 【第一監督者研修会】 1月例会〈神戸市産業振興センター 会議室〉 日時:1月21日(火) 9:00~17:00 内容:「監督者のための労務管理」に係る講義・ワークショップ 2月例会〈神戸市産業振興センター 会議室〉 日時:2月20日(木) 9:00~17:00 内容:「自身のキャリアを振り返る」に係る講義・ワークショップ、修了証書授与式 【第二監督者研修会】 1月例会〈ひょうご共済会館 会議室〉 日時:1月24日(金) 9:00~17:00 内容:「監督者のための労務管理」に係る講義・ワークショップ 外国人雇用セミナー 参加者とのパネルディスカッション風景 10 兵庫経協2025年春号

KEIKYO REPORT 2月例会〈ひょうご共済会館 会議室〉 日時:2月21日(金) 9:00~17:00 内容:「自身のキャリアを振り返る」に係る講義・ワークショップ、修了証書授与式 ●青年部会 1月例会新年会 日 時:1月15日(水) 18:00~ 場 所:活けふぐ料理「和田」 出席者:14名 内 容:部会長一押しの店で、春日野道にある活けふぐ料理「和田」で新年例会を開催いたしました。 青年部会50周年を迎える新年を迎え、出席者のメンバーも今年も充実した活動を行おうと誓い、 結束を深めた例会でした。 2月例会 日 時:2月14日(金) 18:30~ 場 所:兵庫県立芸術文化センター 大ホール 出席者:14名 内 容:「Billboard Classics Festival 2025」を鑑賞しました。 サンプラザ中野くん、小柳ゆき、一青窈、未唯 mie、松崎しげるの5名のアーチストが、ドイツを 拠点に国内外で活躍する齋藤友加里氏の指揮と大阪交響楽団の壮麗なオーケストラサウンドを バックに、世代を超えたヒット曲を歌唱。その圧倒的な歌唱力に加え、ベテランならではのス テージ運営を堪能いたしました。 3月正副部会長会議 日 時:3月18日(火)13:00~ 場 所:120 WORK PLACE KOBE 大会議室 出席者:8名 内 容:4月9日に開催する青年部会定時会員総会並びに創立50周年記念講演会・懇親会の運営について協 議いたしました。 Billboard Classics Festival 2025 第一監督者研修 2月例会終了後の修了記念懇親会での集合写真 第二監督者研修会 2月例会終了後の修了記念懇親会での集合写真 11 兵庫経協2025年春号

経協レポート KEIKYO REPORT 3月例会 日 時:3月18日(火)16:00~ 場 所:神戸須磨シーワールド 出席者:14名 内 容:神戸須磨シーワールドでは先ず、息のあったイルカのパフォーマンスや想像を超える水しぶき の巨大な2頭のシャチのパフォーマンスを堪能した後、六甲山系や瀬戸内海の自然環境や、癒し のクラゲ、アシカ、アザラシ、ウミガメなどを多数水のいきものを観察いたしました。 見学途中で雷雨に遭遇し、予定より早い退館となりましたが、感動と癒しの例会となりました。 ●VAL21 1月例会 兵庫県立男女共同参画センター共催 「経営者・管理職向け女性活躍応援セミナー」 日 時:1月14日(火)14:30~16:30 場 所:兵庫県立男女共同参画センター セミナー室 出席者:71名(オンライン配信受講含む) 内 容:テーマ:「数理アプリで家事の偏りの解消を」 講 師:五十嵐 歩美 氏(東京大学大学院情報理工学系研究科准教授) 五十嵐先生が、男女ともに負担感なく公平に家事分担を行う事を目的に、数理モデルを用いて 開発された「家事分担コンシェルジユ」について、開発の背景と内容についてお話をおうかが いしました。 2月例会 「今年度の振り返りと次年度の活動計画」 日 時:2月13日(木)15:00~17:00 場 所:兵庫県立男女共同参画センター セミナー室 出席者:9名 内 容:2024年度の活動を振り返ると共に、次年度の事業内容や運営方法等について意見交換を行いま した。 3月例会 「VAL21のこれからを考える」 日 時:3月13日(木)16:00~17:00 場 所:兵庫県立男女共同参画センター セミナー室 出席者:14名 内 容:2025年度の活動方針、チーム編成等の事業運営、 例会スケジュール等について意見交換を行うと 共に、新チームに分かれて、それぞれのチームで真円度の事業についていろいろなアイデアを だしていただきました。終了後は、「木曽路 神戸ハーバーランド店」で懇親会を開催し、お互 いの近況報告を行いつつ、親睦を深めました。 12 兵庫経協2025年春号

来る5月28日に開催します第1回定時会員総会終了後に、特別講演会、並びに記念懇親会を 行います。 ご多忙の折、恐縮ではございますが、ご出席いただきますようご案内申し上げます。 企業及び、団体会員の方であれば、複数でのご来場を歓迎致しますので、多数ご参加いただ きますようお願い申し上げます。 会員各位へは、第1回定時会員総会及び、特別講演会、記念懇親会の正式なご案内状を後日お送り致します。 「今後の中小企業の経営のあり方」(仮) 講師/デービッド・アトキンソン氏 <略歴> オックスフォード大学卒 大手金融機関にて、当時誰も把握できなかった大手銀行の不良債権問題を いち早く指摘し、銀行再編の契機を作った。 2009年に創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社入社。 2014年に代表取締役社長に就任し現在に至る。 2016年財界「経営者賞」、2017年「日英協会賞」受賞、その他多くの賞を受賞。 著書多数:『新・観光立国論』(山本七平賞、不動産協会賞)『新・所得倍増論』『新・生産性立国論』『日本 企業の勝算』『給料の上げ方』等 内閣官房 成長戦略会議 有識者 行政改革推進会議歳出改革ワーキンググループ構成員(内閣官房)他多数歴任 特別講演会 《開催要領》 ●特別講演会………… 16:30~17:50 ●記 (立食形式) 念懇親会………… 18:00~19:20 会場/ANAクラウンプラザホテル神戸 10F「ザ・ボールルーム」 神戸市営地下鉄「新神戸駅」直結 神戸市中央区北野町1丁目 TEL.078-291-1121 日時/2025年5月28日水 一般社団法人 兵庫県経営者協会 特別講演会/記念懇親会の ご案内 13 兵庫経協2025年春号

弁護士 岡田 知之 (京町法律事務所) 不活動時間における賃金額 当法人は複数のグループホームを運 営しており、そこで働く生活支援員に ついて、1ヶ月単位の変形労働時間制 を適用のうえシフトを組んでいます。夜間も入所 者対応が必要となる場合がありますので、午後3時 ~午後9時まで勤務し、そのまま施設に宿泊後、続 けて翌午前6時~午前10時まで勤務するというシ フト(以下「夜勤シフト」)もあり、各施設1名が宿 泊しています。 午後9時から翌午前6時までの夜間時間帯は入所 者も就寝しているため、平均1~2回の対応が必要 になるという程度ですので、生活指導員は、施設 内に留まる必要があるものの、基本的には仮眠室 で自由に過ごしています。このような勤務実態か ら夜勤シフトにおける夜間時間帯は労働時間とは 見ていませんが、賃金規程の「夜勤シフト1回につ き6000円の夜勤手当を支払う」という規定に基づ き、これを支払っています。問題はありますか。 1 設問のように、夜間時間帯にも対 応が必要な場合があるものの、そのほ とんどが仮眠に充てられている場合 に、その労働密度の薄さに応じた金額水準の手当 のみが支払われているケースは珍しくありませ ん。このようなケースで従業員から夜間時間帯に ついて割増賃金請求を受けた場合、夜間時間帯の 労働時間該当性やこれが認められた場合の割増賃 金の算定方法が問題になります。後者の問題につ いては、定着した実務上の取扱いと言えるものが ない状況ですが、以下では、近時の裁判例を踏ま えつつ検討してみたいと思います。 2 労働時間該当性 ⑴ 労働基準法上の労働時間(以下、単に「労働 時間」)とは、労働者が使用者の指揮命令下に置 かれている時間をいい、これに該当するか否か は、使用者の指揮命令下に置かれていたものと 評価することができるか否かによって客観的に 定まります。このため、就業規則上、夜間時間 帯が労働時間として位置づけられていなかった としても、労働者が使用者の指揮命令下に置か れていると評価される場合には労働時間に該当 することになります。 仮眠時間の労働時間該当性については、いく つかの判例(最高裁判所平成14年2月28日判決・ 大星ビル管理事件等)が存在しますが、そこで は、労働からの解放が保障されて初めて使用者 の指揮命令下に置かれていないと評価され、労 働時間に当たらなくなるという基準が示されて おり、その判断要素として仮眠時間中の役務提 供の義務づけの有無や場所的拘束性の有無が挙 げられています。 ⑵ 設問によれば、夜間時間帯に入所者対応を要 する頻度は平均1~2回程度とはいえ、コンスタ ントに発生するようですし、各施設一人体制と いうことであれば、役務提供の義務づけがある Q A Q&A 労働問題 14 兵庫経協2025年春号

と言えます。また、施設内に留まる必要がある ということであれば場所的拘束性も認められま すので、労働からの解放が保障されているとは 言えず、労働時間に該当すると判断される可能 性が高いでしょう。 3 割増賃金算定の基礎単価 ⑴ 夜間時間帯が労働時間に該当する場合には、 時間外割増賃金や深夜割増賃金の支払が必要 になりますが、割増賃金算定の基礎単価(以下 「基礎単価」)は、どうように考えるべきでしょ うか。基本給等を踏まえた基礎単価を前提に算 定すると、労働密度が薄い夜間時間帯の労働に 対しても高額の割増賃金の支払が必要となり、 妥当性を欠く結果を招くようにも思います。こ の点、設問では夜勤手当6000円が支払われてい ますが、例えば、夜間時間帯(午後9時~翌午前 6時)の労働時間が8時間(1時間は休憩時間)で あることを前提に、基礎単価750円(6000円/8 時間)として算定することも許される余地はあ るのでしょうか。 ⑵ 割増賃金は、「通常の労働時間…の賃金」を基 準に算定されますが(労働基準法37条)、「通常 の労働」については具体的に定義されておらず、 解釈に委ねられています。勤務時間帯によって 労働密度が大きく異なる場合に、時間帯毎に異 なる賃金額(以下「時間帯別賃金」)を設定する ことは契約自由の原則から否定されないはずで あり、時間帯別賃金が就業規則等で適法に設定 され労働契約の内容になっている場合は、これ を「通常の労働時間…の賃金」として基礎単価 とすることも許されるはずです。この場合、夜間 時間帯に行われた労働の基礎単価は、夜間時間 帯の賃金額を基準に算定すべきことになります。 この点、設問と類似した事案について裁判例 がありますのでご紹介します。千葉地方裁判所 令和5年6月9日判決は、「基本給のほかに、夜勤 手当及び夜勤支援手当が支給されていたことか ら、夜勤時間帯については実労働が1時間以内 であったときは夜勤手当以外の賃金を支給しな いことが、就業規則および給与規程の定めによ り労働契約の内容になっていた」として、夜間 時間帯に行われた労働についての基礎単価は、 基本給等ではなく、夜勤手当の額に基づき算定 すべきと判示しました。これに対し、控訴審で ある東京高等裁判所令和6年7月4日判決は、「同 法人は夜間時間帯の労働時間該当性を争ってき た」と指摘し、「控訴人と被控訴人との間での労 働契約において、夜間時間帯が実作業に従事し ていない時間を含めて労働時間に該当すること を前提とした上で、その労働の対価として泊ま り勤務1回につき6000円のみを支払うこととし、 その他には賃金を支払わないことが合意されて いたと認めることはできない」として、夜間時 間帯に行われた労働の基礎単価についても基本 給等の額に基づき算定すべきと判示し、一審の 判断を覆しました。 4 時間帯別賃金の設定方法 上記高裁判決では、使用者が夜間時間帯の労働 時間該当性それ自体を争っていたため、これと矛 盾する時間帯別賃金の合意の成立は否定されまし たが、上記高裁判決も「夜間時間帯と日勤時間帯 の時間給に差を付けることは、一般的に許されな いものではない」と判示しており、就業規則等に より趣旨・内容が明確になるようなかたちで時間 帯別賃金を規定しておけば、有効に機能し得ると 考えられます。 夜間時間帯のみ時給制にするというのが分かり やすいように思いますが、夜勤手当等の定額手当 で対応する場合は、時間外・深夜の割増賃金との どのように区別して規定するかという問題も出て きます。 労働密度の薄い時間帯についての別賃金設定に ついては、上記の問題のほか、最低賃金法との関 係も注意が必要になりますので、これを導入する 場合には弁護士に相談うえ慎重に進める必要があ ります。 15 兵庫経協2025年春号

現在の地で開業して昨年で20年を迎えました。 いわゆる一般歯科、地域の皆さんのホームドク ターとして仕事をしていますが、患者さんに常々 言っているのは「定期的に歯科健診を受けましょ う」という事です。 私の歯科医院では定期健診に来られる患者さん のお口の中の状態を正確に記録していくことに注 意を払っています。ただ診ているだけでなく、小 さな変化を見落とさないためです。そのために、 患者さんのお口の中の写真を良く撮ります。基本 的にはおひとりの口の中で9枚、定期健診を続け ておられる方は2年に1度9枚、それに加えて大き な変化があった場合は追加で、と写真を撮り続け ていたら、枚数は膨大なものになりました。10万 枚はかなり昔に超えています。レントゲン写真も デンタルレントゲンといって一度で数本の歯を撮 影する小さなフィルムの写真を撮ります。おひと りの口の中で10枚、撮られる方も大変ですが、小 さなむし歯や歯周病による骨のわずかな変化を見 逃さないためです。デンタルレントゲン写真の解 像度は医科のものに比べはるかに高いので、詳細 に観察できます。 こういった事を続けていると、初診から10年以 上定期的にお付き合いしてきた患者さんが増えて きました。歯科、特に私の専門の歯周病治療では SPT(歯周病安定期治療)やP重防(歯周病重症化 予防処置)といって保険治療で歯周病の進行を予 防する処置が可能です。本来、日本の医療保険制 度のもとでは、提供される医療サービスは診断と 治療に限定されており、予防やサポートはほとん ど認められていませんでした。今でこそ「予防歯 科」という言葉が一般的になってきましたが、従 来は歯科の予防処置に関して健康保険を使ってよ いのかはグレーゾーンであったのです。しかし、 むし歯も歯周病も生活習慣病の要素が大変大きい 病気ですので、以前から治療後の再発防止やメイ ンテナンス、定期健診に関して歯科は医科よりは るかに進んでいました。私の感覚では医療保険制 度がやっと追いついてきたと感じています。 さて世界に目を向けますと、歯科の定期健診は ある意味「文化」だと思います。欧米では歯科医 院に定期的に通う事は常識となっており、白いキ レイな歯と笑顔は大変に重要視されます。これは 医療保険制度の違いによるところもありますが、 自分で歯のケアをして歯科医院に定期的に通うこ とが文化として定着しているように感じます。や や古いデータですが、2014年にライオンが発表し た調査結果では、自分自身のオーラルケアに対し て自信があるかとの問いに、アメリカとスウェー デンでは約8割の人が「自信あり」と回答したのに 対し、日本では6割以上が「自信なし」だったとの こと。また、アメリカ人の4割以上が歯科医を「好 きな人」と回答し、歯科医を「苦手な人」と回答し た人はアメリカ・スウェーデン共に4%未満とご く少数派であるのに対し、日本で14%存在したと のことです。私の感覚では日本人では苦手意識を もっておられる方がもっといるように感じます。 グローバル化が進んだ今現在です。20年地域の ホームドクターとしてきた私にとって、特にハイ リスクな方に対しての一番大事な歯科治療は定期 健診に他ならないという結論です。皆さんもぜ ひ、かかりつけ歯科医院を持ちましょう。 【歯の健康シリーズ】 T O P I C S 兵庫県歯科医師会 地域保健委員会委員 宮本 学 定期的に歯科健診をうけましょう 16 兵庫経協2025年春号

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